« 2006年1月 | トップページ | 2006年4月 »

2006年3月12日 (日)

仕事

最近私より若い世代の方によく問い合わせを頂きます。仕事の依頼で無く、”事務所で働きたいのですが・・・”という内容です。現在全く建築とは、無関係の方が建築やインテリアに興味を持って”がんばってみたい”という場合や建築の勉強を大学や専門学校でしたり、現在建築関連のお仕事をされている方が”設計をしたい”という場合などいろいろです。HPを開設したことが大きな理由だと思いますが、私にとって非常に嬉しく思うのは、仕事の内容を見て、それが気に入って問い合わせを頂けることです。なぜなら私自身が、そう感じて所属した会社は、無かったのです。私の事務所設立の大きな要因は、”自分自身が望んでも、存在しないのなら自分で創ってしまえ”です。私は、建築設計事務所を核とし、仕事をしていく組織(グループ)は、こうでありたい!という夢があります。(ここでは長くなるので(演説はいつも長い・・・)やめておきます。)そんなことに少し近づいているのかな?人の賛同を得られているのだな。と感じます。先日もある20代半ばの男性とお会いしました。(いかなる場合もお会いするのが第一でその印象が大切だと思っていますので、なるべくお会いするようにしています。私も勉強になります。)”しばらくは無報酬でもいいから働いて、勉強したい!”とその熱意は、すばらしいものでした。私が独立する以前から知っている30代前半の男性は、もう何年も”事務所で雇って欲しい。一緒に仕事をしたい。”と言い続けてくれています。そんな皆さんに多くの勇気と元気を頂いて仕事をしているのだなとつくづく感じます。また、その思いに簡単に応えてあげられない自分がふがいなくも思います。出来ることやらなければいけないことをコツコツとがんばっていくしかないですね。”人を大切に。創造物も自分自身も常に人の中で磨かれる。そして唯一無二になる。”これも当事務所の大切な理念です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月10日 (金)

高齢者福祉施設プロジェクト3

前回まで2回にに渡って概要をお伝えしてきましたこのプロジェクトですが、実際の仕事は、なかなか進みませんでした。と、いうのも私からみると用途や条件などから鉄筋コンクリート壁構造(以下RCW造)が最適だと判断する当建物ですが、役所の設計仕様書には、鉄骨造となっていたのです。役所もこれには大きな意味は無く(工事金額や規模からの過去の事例によるもの)、さらに建物自体の内容(規模や使用目的など)も意思統一されていない状態でした。それでも設計仕様書に書かれた重要事項を変更するなどということは、普通はしません。しかし、私の考えからするとどうしてもRCW造なのです。設計者として、常により良く、有意義なものを創ろうと考えるとどうしてもなのです。しかも、今までの常識から考えると木造→鉄骨造→鉄筋コンクリート造の順番で建築費は、高くなっていきます。が、ここ数年の鉄鋼の値上がりで鉄骨造とRCW造(RC造のなかでもラーメン構造は、少し違います)の建築費は、逆転しています。予算的にも意義が大きいとなれば、なんとかするしかありません!役所担当課の偉い方々まで巻き込んで前代未聞の変更に挑戦しました。鉄骨造とRCW造の両方の図面(配置図・平面図・立面図)を書き、概算予算書(かなりの精度の概算です)を作成し、なんとか説得に成功!前代未聞がひとつ無くなった瞬間でした。と、いうわけでここまでが長かったです。その後、基本設計をプレゼンし、終了したところです。只今実施設計中です。ここで、設計の流れをご紹介します。あくまで一般的な場合ですので、すべてがこれによるわけではありません。民間住宅の設計でご紹介します。まずは、”計画”です。これは、建て主の構想を聞いて、概要として建設できるのかという程度の検討をします。簡単な配置図・平面図程度とすることが多いです。次に”基本設計”です。これは、その名前の通りに建築意匠・建築構造・電気・機械(給排水衛生・空調)について、大まかな内容と仕様を図面等に表します。また概算予算も作成します。さらにご希望の場合は、3Dパースや模型等も製作します。次に”実施設計”です。これは、工事ができるように細部に渡って図面等に表します。大体当事務所では、この時点で図面は、50枚くらいになります。ここまでで設計といわれるものは、終了です。このあと見積もりを徴収したり、工事契約の立ち会いをしたり、実際の工事の打ち合わせや現場確認などをする”工事監理”ということがあります。なかなかの仕事量があるのですよ。今日は少しまじめに建築のお話でした。割と皆さんご存じないことでして、良く質問されることです。またこんなお話もしてみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 1日 (水)

お久しぶりです。

少し忙しくて暫くお休みになってしまっていました。こんな取り留めのないコラムでも楽しみにしていてくれる方は、意外と居るもので、時々”最近更新されてないね”なんて言われてました。努めて更新できるようがんばってまいります。ここでお知らせです。”オーバーゼア”という雑誌をご存じですか?浜松のローカル誌ですので、浜松以外の方は、知るよしもないと思いますが・・・毎年2回発行される(前回までは)フリーペーパーです。とてもフリーペーパーとは思えない美しい写真雑誌です。今回から冬号は、有料雑誌としてリニューアルされました。ちょうど1年前に私が手がけた”ワインバー ル・ヴァン”が掲載された(この号がご覧になりたい方は当事務所までお知らせ下さい)のですが、今回の有料になった”オーバーゼア 浜松ダイヤモンド・スパー2006”という号にも掲載されています。今回は、当事務所のロゴや住所等も入っています。恥ずかしながら、私とオーナーの寺田氏との談笑2ショット写真付です。ページは、24,118,119です。浜松の有名書店には、ありますのでご覧下さいね。前回掲載された時には私のプロフィールと写真が載った(ちょこっとですよ。今回も・・・)のですが、皆さんよく見ているもので、お店などで良く声を掛けられました。改めてメディアの凄さを知りました。皆さんのご感想をお待ちしています。”更新されないなー”と待っていてくれた皆さんありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年4月 »