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2012年10月18日 (木)

消費税増税と住宅

消費税増税関連法案が平成24年8月に可決、成立しました。
現在5%の税率を平成26年4月1日に8%、
平成27年10月1日に10%に引き上げるというものです。

最近、何かと消費税増税前に住宅を建てたい・・・
といった話が出ます。
住宅は、大きな買い物ですから税率が3%変われば随分と
多くの税金を支払うことになりますから
そのように考えるのも当然ですよね。

基本的には、平成26年4月1日以前に引き渡しを受ければ
当然のことながら税率は、5%ということになります。
また、注文住宅(建て売りなどは除外)の場合は、経過措置が
検討されていて、平成25年9月末日までに工事請負契約を
締結していれば引き渡しが平成26年4月1日以降であっても
5%の税率とする。というものです。
(その他にも検討されていることは、あるようですが、
上記も決定ではありません。)

ここで問題になるのは、工事請負契約を締結するまでの期間です。
私共のような建築設計事務所が設計・監理を行う場合、
私共の事務所の平均的なスケジュールは、
添付表のように初めの相談や企画
(設計・監理契約を結ぶまでの期間)が約1ヶ月から2ヶ月程度。
その後、基本設計に3ヶ月程度。実施設計に3ヶ月程度。
工事業者3~7社くらいに見積依頼をし、見積検討や予算調整に
約2ヶ月程度かかり、工事請負契約となります。
つまり設計・監理契約を締結してから約8ヶ月程度、
一番最初にお会いしてから10ヶ月程度の期間がかかります。
(あくまで想定ですのでこれ以上かかる場合も多々あります)
と、いうことは逆算すると表のように平成25年2月には、
設計・監理契約を締結する必要があり、

そのためには少なくとも今年中には、設計事務所への
アプローチを開始しなくては、いけないということになります


Img244

多分多くの方々は、そこまで時間が掛かるという認識が
無いのではないかと思います。
実際に弊事務所でも最初は、「そんなに時間がかかるんですか?」と
びっくりされますが、設計を進めていくと
「これくらいかかって当然ですよね」
と納得されるのが常です。

もちろん事務所の仕事の混み具合なども関わってきますし、
それぞれの事務所のスタンスもありますし、
すべてが時間通りにいくという保証はありませんから
早めのアプローチがよろしいかと思います。

これが、住宅会社や工務店に依頼する場合は、初めのアプローチ
から工事請負契約締結までが、3~6ヶ月程度で済むと思われます
のでまだ余裕があります。

もっと早く知ってれば・・・と後で後悔しないためのお話しでした。

ストゥーディオ クレアティーヴォ 一級建築士事務所 HP

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